心 腑に落ちること
薬膳教室 心味の瀧本靖子です!
お友達のカフェの紙袋が新しくできました!
このお話はまた後日に紹介しますね。
はて、8月の基礎クラスでは「心の働き」について講義をしていました。
私は、超絶虚弱児だったのですが大人になってもそのまま超絶虚弱でした。
五臓で考えると、全てが弱い。
脾が弱く(例題がいくらでも思いつく)、肺が弱く(アトピー、アレルギー性鼻炎、喘息があった)肝が弱く、めちゃくちゃ心も弱くて、腎だけは最近になって加齢に伴い弱りだした感じでしょうか。
私にとっては、特に繊細な養生が必要なのが「心」なので、6月くらいから養生を念入りに始めます。
今年は養生がうまくいっていたのですこぶる元気だったのですが、8月の基礎クラスで心の養生について講義をしていて、ストンと自分の体に入ってきたことがありました。
「心は意識して喜ぶようにすると強くなる。心が弱い人は些細な事に喜ぶように心がけるのも良い」
と。
毎年、心の養生の講義ではこの話をしていますし、頭ではわかっている事なのですが、今年になって
「ああ、そうか。些細な事に喜ぶようにすれば私の心ももっと強くなる」
と突然に腑に落ちたんです。
いやいや、薬膳を教え始めて16年目ですよ。今さら何を!!!???
と自分でも思うのですが、「頭で理解する」、「実際に養生する」、という事は意識すれば出来るのですが、
「常に忘れずに実行する」
これは意外と難しいのだと思います。
癖というのは、無意識についついやってしまう事ですから、癖を取り除くのは大変な事です。
良い癖はなかなか身につかないのに、取りたい癖はなかなか取れず、ついやってしまう。
多分、薬膳教室に通う人も新しい発見が沢山だと思いますが、自分の生活の癖などを見直してみるのも良いかと思います。
日々の生活の結果が今の自分の体ですからね^^